岩手県政150周年

Historyいわての150年

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Agriculture農業(クローズアップ)

自然の恵みと厳しさに真摯に向き合ってきた、
岩手の農畜産物の品質と味わい

高品質な農産物「いわてオリジナル品種」

  • 水稲
    水稲

     岩手県のオリジナル品種第1号として平成5(1993)年に誕生した「かけはし」。冷害時の種もみ確保をきっかけにした沖縄県との交流は今でも続いている。平成28(2016)年デビューの「銀河のしずく」は、オリジナル品種初の特A評価を取得。岩手県の最高級ブランド米「金色の風」も全国最高水準の評価を集めている。

  • りんご
    りんご

     岩手県のりんご生産量は全国3位(令和4年現在)で、ふじ原木が盛岡市にあるほか、江刺りんごや冬恋ブランドで知られる「はるか」など高級りんごも多い。平成23(2011)年10月にデビューした「紅いわて」は、真っ赤な見た目と、穏やかな甘みが特徴のオリジナル品種。生育温度が高くても着色が良く、早生と中生の中間(9月下旬)で市場に出せると評判。

  • りんどう
    りんどう

     全国1位(令和3年現在)の出荷量を誇る岩手県のりんどう。東京2020オリンピック・パラリンピックのビクトリーブーケに採用されたほか、海外にも輸出されるなど国内外で人気を集めている。令和4(2022)年にはオリジナル品種初の八重咲き「いわて八重の輝きブルー」が誕生。ギフト用など幅広い場面での活用が期待されている。

全国に誇るいわてのブランド牛

 沿岸と内陸を行き交い塩などを運んだ南部牛で知られるように、江戸時代から牛の飼育が盛んな岩手県。
 「全国肉用牛枝肉共励会」において通算6回の名誉賞を受賞した前沢牛を含む「いわて牛」は、肥育から販売まで厳しく管理された肉質等級3以上のブランド牛肉。サシと赤身のバランスが良く、上質な旨みを味わえる。
 「いわて短角牛」は流通量の少ない日本短角種のブランドで、春から秋にかけて広大な草原に自然放牧されるのが特徴。脂肪分が少なく噛むほどに味わいのある赤身肉のヘルシーさが人気。