岩手県政150周年

Historyいわての150年

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Sportsスポーツ

国体や世界大会の開催の歴史と、
岩手出身アスリートたちの活躍

ラグビーワールドカップ2019
日本大会岩手・釜石開催

 令和元(2019)年9月から11月にかけて開催された、ラグビーワールドカップ2019日本大会。釜石鵜住居復興スタジアムで開催されたフィジー対ウルグアイ戦には1万4000人を超える観客が集い、釜石市内のファンゾーンにも多くのファンが詰めかけた。台風19号の影響で試合中止となったナミビア代表とカナダ代表が、ボランティア活動や市民との交流会を開催したことも話題を集めた。大会後のスタジアム利用やスポーツ振興を通じ、大会レガシーが次世代へと継承されている。

岩手国体

 昭和45(1970)年、「みんなの国体 のびゆく岩手」をテーマに第25回国民体育大会が開催された。この国体開催に向けて整備されたのが、収容人数3万人の陸上競技場等の施設を有する県営運動公園であった。46年後の平成28(2016)年には「希望郷いわて国体・希望郷いわて大会」を開催し(冬季大会は2016.1.27から開幕)、正式競技40(冬季含めた競技数)競技や公開競技等が行われた。令和5(2023)年2月には八幡平市を会場に、「いわて八幡平白銀国体」が開催された。

世界に羽ばたく岩手のスポーツ

 平成4(1992)年アルベールビル五輪において、三ヶ田礼一選手がスキーノルディック複合団体で獲得したのが岩手県初の五輪金メダルである。翌年の平成5(1993)年には、アジア初のアルペンスキー世界選手権が雫石町で開催された。令和4(2022)年の冬季北京五輪では「いわてスーパーキッズ」一期生、小林陵侑選手がスキージャンプ男子ノーマルヒル個人で金メダル、ラージヒル個人で銀メダルを獲得。近年はプロスポーツにおいても、MLBの大谷翔平選手や菊池雄星選手など、岩手出身スポーツ選手が世界の大舞台で目覚ましい活躍を見せている。

年表

昭和20(1945)
三船久蔵選手が講道館柔道において最高位の十段に
昭和45(1970)
第25回国体(岩手国体)で総合優勝
昭和60(1985)
世界柔道選手権(78キロ級)で日蔭暢年選手2連覇、県民栄誉賞受賞
平成4(1992)
アルベールビル冬季五輪のスキー複合団体で三ヶ田礼一選手、金メダル獲得、県民栄誉賞受賞
平成5(1993)
'93年アルペンスキー世界選手権盛岡・雫石大会開催
平成8(1996)
アトランタ五輪女子柔道で本県の菅原教子選手が銅メダル、シンクロで本県の高橋馨選手らが銅メダル
平成12(2000)
シドニー五輪女子柔道で本県の楢崎(旧姓菅原)教子選手が銀メダル
平成19(2007)
盛岡商業高校が全国高校サッカー選手権大会で県勢初優勝、県民栄誉賞受賞
平成21(2009)
花巻東高校が春の選抜高校野球大会で県勢初の準優勝、夏の全国高校野球選手権大会でも4強入りし、県民栄誉賞受賞
平成23(2011)
FIFA女子W杯ドイツ2011で滝沢市出身の岩清水梓選手ら日本代表が優勝、県民栄誉賞受賞
平成28(2016)
第16回全国障害者スポーツ大会希望郷いわて大会開催
令和元(2019)
ラグビーワールドカップ2019日本大会が釜石鵜住居復興スタジアムで開催
令和3(2021)
MLBオールスターゲームに菊池雄星選手と大谷翔平選手が選出
令和3(2021)
大谷翔平選手がMLBでMVPを受賞
令和4(2022)
北京冬季五輪で永井秀昭選手がスキー・ノルディック複合男子団体で銅メダル
令和4(2022)
北京冬季五輪で小林陵侑選手がスキー・ジャンプ男子個人で金・銀メダル
令和4(2022)
千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希選手が史上最年少完全試合を達成
令和4(2022)
日本スポーツマスターズ2022岩手大会開催
令和4(2022)
IFSCクライミングワールドカップB&Lコンバインドいわて盛岡2022開催
令和5(2023)
第5回WBCで日本代表が優勝。大谷翔平選手、佐々木朗希選手、山川穂高選手が出場し大谷選手がMVP

❶新日鉄釜石

❷第71回国民体育大会希望郷いわて国体

❸いわて八幡平白銀国体

説明文や年表に記載の日時と掲載画像の撮影時期は異なるものがあります。